精神的な要因により引き起こされる早漏を心因性早漏と言います。
原因となる精神的なものとしては、性行為に対するプレッシャーや焦り、不安などが上げられます。精神的な要因による早漏を放置すると、性行為に対して自信がなくなり、心因性EDを引き起こす可能性までありますので注意が必要です。
心因性早漏は若年層の患者様に多く見られます。
インターネットの普及もあり、性行為に関する情報が広く広がっている昨今、早漏であるという事実を重く深く受け止めすぎることが早漏の症状に加速をかけているといっても過言ではありません。
心因性早漏は神経の衰弱が原因でいとも簡単に引き起こされてしまうものです。射精までにかかる時間には個人差がある上、同じ人でも日によっては早く射精してしまう日もあればなかなか射精しない日もあります。
しかし、一度でも早く射精してしまう日があると、性行為の時に繰り返し「今日は大丈夫かな」「また早かったらどうしよう」という不安やプレッシャーに襲われます。それが再び早漏を引き起こしてしまうのです。
少々難しい話になりますが、射精とは交感神経が優位になった時に起こるものです。
交感神経とは自律神経の事であり、自律神経にはこの交感神経ともうひとつ、副交感神経というものがあります。交感神経は興奮した時や緊張する時に働く神経であり、副交感神経はリラックスする時に働く神経です。
よく自律神経のバランスという言葉を目にすると思いますが、それはこの交感神経と副交感神経がお互いバランスよく働くことで体が正常に保たれることを言います。
この2つの神経は勃起に関しても深い関わりがあります。
勃起する時、している時には副交感神経が優位に働いている状態で、射精する時には交感神経が優位になります。
性行為中どうしても我慢しきれずに女性より早く射精に至ってしまう男性はこの交感神経が過敏に働いてしまっているのです。
精神的な要因が原因の心因性早漏は、殆どの場合が過去に起きた性行為での失敗を引きずることによって起こります。
特に陥ることが多いのは性行為の経験が少ない男性です。
初めての行為や、経験が浅い内に早漏の症状を体験してしまうと多くの男性が自分を「恥ずかしい」「情けない」と思うようになってしまいます。そのため、性行為を楽しむことが出来ず、性行為に対して不安を覚えるようになり、自分から積極的に性行為に臨むことを躊躇するようになります。性行為に自信がないから恋愛にも消極的になる、そうするとますます性行為の経験は少ないまま、という悪循環に陥ってしまうのです。
心因性早漏は、自分をきちんとコントロール出来た性行為の成功を経験していくことにより回復できることが殆どです。
しかし、早漏症状を何度も経験しているとすぐに射精のコントロールを見につけるのは容易ではなく、自律神経の関係がわかったとしてもそれを自分の意志で律することは難しいでしょう。
そこで助けとなるのが早漏治療薬です。
自分でコントロールすることが出来ない自律神経を鎮めるには、早漏治療薬の効果を助けにすると良いでしょう。
当クリニックで処方している早漏治療薬はプリリジーという薬剤で、早漏治療についての効果は海外での臨床実験で証明されています。
早漏治療薬により、交感神経が過剰に働いて射精に至ってしまうのを抑えてくれ、結果、射精時間の延長に繋がります。この早漏治療薬は継続的に使用することで効果が増強することがわかっていますので、継続使用をしつつ、性行為に成功した経験を積み重ねていってください。
自分の思い通りにいく性行為の経験を繰り返すことで性行為への自信に繋がり、性行為中のプレッシャーや不安が消えていけば心因性早漏の悪循環から抜け出すことが出来ます。
当院ではインターネットを通じて診察のご予約をすることが可能です。
スムーズな診察をご希望の方は是非オンライン予約をご利用ください。
EDに関する疑問やED治療薬についてのご質問やご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。
診療時間 | |
---|---|
平 日 | 12:00~20:00 |
土・日・祝日 | 11:00~19:00 |
メールフォームからのご相談・お問い合わせは24時間受け付けております。
無料相談・お問い合わせお電話でのお問い合わせは診療時間内のみ受け付けております。