漫画内でも医師に指摘されていますが、タバコとEDは密接な関係にあります。
都市伝説のような扱いで囁かれる「メンソールのタバコを吸うとインポ(ED)になる」という噂は半分が正解であり、半分が間違った知識なのです。
メンソールタバコがEDになる原因ではなく、少々大袈裟な言い方にはなってしまいますがタバコを吸っている方、つまり喫煙者の方全てにEDになる可能性があります。
タバコを吸わない非喫煙者の方のEDになるリスクを1としましょう。
その場合、1日1~10本を吸う喫煙者の方のEDリスクは1.27倍となります。吸っている本数が少ないから大丈夫、とお思いの方もいらっしゃると思いますが、1本でも吸っていると、吸わない方に比べてEDのリスクは上昇します。
1日に11~20本(半箱~1箱)吸う方のEDリスクは1.45倍、1日に1箱以上吸う方はEDが1.65倍と、1.5倍以上まで増えます。
ED症状を訴える患者様の半数以上が喫煙者である、ということからもタバコがEDのリスクを上げることはご理解して頂けるでしょう。
タバコがEDのリスクを上げるのは、タバコに含まれているニコチンが原因です。
ニコチンには血管を収縮させる強力な効果があります。勃起は陰茎の海綿体に血液が流れ込むことで起こりますので、その血液の通り道である血管が収縮してしまうのは大変な問題です。
狭くなった血管のせいで十分な血液の量が海綿体に行き届かないことから、男性器がしぼんでしまうのです。
煙草が影響しているEDの場合でも、ED治療薬は有効です。
ただし、ED治療薬を服用することにより、一時的にはEDの症状を改善できることもありますが、血管を拡張し血流を良くする効果のあるED治療薬と、血管を狭めて血流を悪くするニコチンの効果は相反するものであり、タバコによってED治療薬の効果が阻害されることもあります。
EDを根本的に改善したい、もっとED治療薬の効き目を実感したい、と思うのであればまずは1日の喫煙本数を減らしていくことをお勧めします。最近では禁煙外来も増えてきており、条件によっては保険を適用して禁煙治療を受けることも出来ますので、是非お考えください。
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